岸田文武氏は、日本の通産官僚、政治家。元自由民主党所属の衆議院議員。
岸田文武
1926年8月19日、広島県広島市に生まれる。父は元自由党衆議院議員の岸田正記、弟は岸田俊輔(大蔵省証券局長、広島銀行会長・相談役)。妻は元日東製粉社長井口良二の次女。長男は衆議院議員で第27代自民党総裁、第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄。
1952年、東京大学経済学部を卒業後、通商産業省に入省。貿易振興局長、資源エネルギー庁長官、通産大臣官房長官などを歴任。
1980年、広島県第1区から衆議院議員に初当選。以後、5期連続当選。
1991年、自民党政務調査会長に就任。
1992年8月4日、急性心不全のため死去。65歳没。
岸田文武氏は、通産官僚として貿易振興や資源エネルギー政策に貢献。政治家としても、自民党政務調査会長として党内基盤を固め、後継者の育成に力を注いだ。また、息子の岸田文雄氏の政治家としての成長にも大きな影響を与えた。
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